ソラチカカードのポイントコース選択【損益分岐点】5マイル・10マイルコースを比較
ソラチナカードを申し込む前に
電子マネーPASMO(パスモ)を自動販売機や店舗で愛用する日々。
東京メトロもよく利用して電車に乗る日々。。
はやく、ソラチナカードに申し込みたい!
そういう想いを抱きつつ、ソラチナカードの申し込み画面にいくと・・・
ポイントコース選択「必須」
という画面があって、フリーズしてしまいました。
マルチポイントコース(10マイル)
マイル自動移行コース(10マイル)
マルチポイントコース(5マイル)
マイル自動移行コース(5マイル)
要は
マルチポイントコース
マイル自動移行コースという2種類のコースがあって
それぞれ10マイル、5マイルというのがあるわけです。
2×2で4種類あるわけですけど・・
これらは一体どう違うのでしょうか?
いろいろ調べてみました。
これらのポイントコースは
申込後に変更することは可能ですが
どうせなら、申込時にベストなコースを選択したいものです。
ANAマイルを貯めるのをメインでソラチナカードを申し込みたい人
そういう人は
以下を参考にしてみてください。
OkiDokiポイントとメトロポイント
そもそも前提知識として
ポイントには
1 JCBのクレカポイント=OkiDokiポイント
2 東京メトロのポイント=メトロポイント
があります。
クレジットカードとしてソラチナカードを利用しても
いきなりANAマイルが貯まるわけではなく
まずは、OkiDokiポイント(JCBのポイント)か東京メトロのポイントが貯まり
その貯まったポイントをANAマイルに交換する。
そういう流れなんです。
クレジットカードって・・・いろいろポイントの種類があって
比較するのが大変なんですよね。。
OkiDokiポイントとは?
クレジットカード1000円分利用するとOkidokiポイントが1ポイント付与されます。
このOkiDokiポイントはJCBカードのポイントで
では、OkiDokiポイントとは1ポイント何円なのでしょうか?
これがじつは・・・固定ではないんです。
結論からいうと
1Okidokiポイント=3円~5円
になります。
ほかのポイントプログラムと交換
他のポイントプログラムへの交換レートは4~5倍です。
1OkiDokiポイントを他のポイントへ移行すると・・・
WAONポイント →5ポイント
nanacoポイント →5ポイント
楽天スーパーポイント→4ポイント
Tポイント →4ポイント
dポイント →4ポイント
au WALLETポイント→4ポイント
優待店舗でのカード利用
OkiDokiポイント優待の店舗でクレジットカードを利用した場合
通常は1000円で1OkiDokiポイントのところ
1ポイントが3~5倍付与されます。
スターバックス →5ポイント
セブンイレブン →3ポイント
イトーヨーカドー →3ポイント
一休.comレストラン→3ポイント
amazon →2ポイント
昭和シェル石油 →2ポイント
以上がJCB系のクレジットカードで貯まるOkiDokiポイントです。
5マイル・10マイルコース
このOkiDokiポイントがソラチカカードで貯まるわけですが
このOkiDokiポイントをANAマイルへ交換する場合の交換レートの違いにより
10マイルコース
5マイルコース
があるわけです。
つまり
ソラチカカードで貯めたOkiDokiポイント1ポイントを10マイルに交換
→10マイルコース
ソラチナカードで貯めたOkiDokiポイント1ポイントを5マイルに交換
→5マイルコース
っていうわけです。
10マイルコースの方が得に決まっているじゃん!
そう思うでしょう?
世の中、甘くないワケでして
5マイルコースは交換の手数料(マイル移行費)は無料ですが
10マイルコースは交換の手数料(マイル移行費)が有料!なんです。
年間5000円(税別)
10マイルコースは、交換の手数料としてマイル移行費がこれだけかかります。
となると・・・
どっちが得なの?
という判断をしなければいけませんよね。
損益分岐点
ソラチナカードをクレジットカードしてどれだけ利用するのか?
それによって損益分岐点が変わってきます。
では、具体的に見てみましょう。
わかりやすく月10万円ソラチナカードをクレジットカードとして利用する場合
年間は120万円(10万×12ヶ月)となります。
1000円でOkiDokiポイントが1ポイント
120万÷1000円=1200ポイントOkidokiポイントが貯まります。
これを
10マイルコース→12000マイル
5マイルコース→ 6000マイル
と移行されるわけです。
つまり、月10万円ソラチカカードを利用する場合
10マイルコースなら
5000円の移行費を払って、1万2000マイル
5マイルコースなら
移行費は無料だけれども、6000マイル
そうすると・・・
5000円と6000マイルの価値を比較しなければいけません。
そのためには1マイルは何円の価値があるか?
それを知らなければいけないわけです。
ANAマイルの円換算
そして、このマイルというのも
じつは・・・固定ではないんです。
ややこしいですよね(苦笑。
ANAマイルは、航空券として利用するのが一番価値が高いわけですけれども
その場合でも、行き先や時期によって交換価値が変わってきます。
ただし、ざっくりいうと
エコノミーを利用した場合で
1マイル2円以上というのが多数意見です。
各航空会社の最安値であるANA旅割28を利用して
1ヶ月前に航空券を購入した場合に往復運賃と必要マイル数を比較すると
<国内線>
東京⇔沖縄 1.75円
東京⇔札幌 約1.9円
東京⇔大阪 約2円
<国外線>
東京⇔シンガポール 1.85円
東京⇔ハワイ 2.3円
東京⇔パリ 2.5円
東京⇔ロサンジェルス 2.3円
東京⇔ソウル 約3円
旅割28を利用して1ヶ月前に購入した場合でこれですから
たとえば
東京⇔ハワイ でも
レギュラーシーズンで
東京(羽田)⇔ハワイ
9万8000円くらい~
必要マイルは4万マイル
ということで換算すると・・・
東京⇔ハワイ 2.45円というように価値が上がります。
しかも、上記は「エコノミークラス」ですが
ビジネスクラス、ファーストクラスに乗るととすると・・・
1マイルの価値が15円以上まで跳ね上がります。
つまり
エコノミー、ビジネス、ファーストクラス
どのクラスで搭乗する航空券を買うかで違うし
行きたい場所(国内、国外とも)でマイルの円に換算した価値は変わってくるのです。
ただ、上記のように、エコノミーで安く買った場合でも
マイルを円換算すれば、最低でも2円前後にはなります。
(再)マイルを円換算
以上により、話を戻すと
10マイルコースなら
5000円の移行費を払って、1万2000マイル
5マイルコースなら
移行費は無料だけれども、6000マイル
という部分ですが・・・
わかりやすく、少なく見積もって1マイル2円とすれば
10マイルコースなら
5000円の移行費を払って、1万2000マイル=2万4000円
5マイルコースなら
移行費は無料だけれども、6000マイル=1万2000円
となります。
移行費5000円の差で
1万2000円の差がでますから
10マイルコースの方が得ってなりますよね?
月額10万円=年間120万円の利用でこれですから
月額5万円=年間60万円の利用なら
移行費5000円の差で
6000円の差です。
ということは、ANAマイルの円換算価値を2円とすれば
クレジットカードとしてソラチカカードを月額5万円=年間60万円くらい利用する人は
移行費5000円を支払っても、損はしないということになりますね。
年間50万円だと
10マイルコース 50万円→500 OkiDoki→5000マイル→1万円
5マイルコース 50万円→500 OkiDoki→2500マイル→5000円
移行費5000円
どうやら、損益分岐点は年間50万円のようですね。
まとめ
ざっくりいうと
「ソラチナカードを決済用のクレジットカードとして年間50万円より多く利用する人は、移行費5000円払ってでも10マイルコースの方が得」
「決済用のクレジットカードは楽天カード、SPGアメックスなど別のカードにする人は5マイルコースが得」
という結論になりました。
私のように、楽天Edyなどが使えない場合に
動販売機や店舗でPasmo(パスモ)を愛用したり
東京メトロを利用するのでメトロポイントが貯まるので
それを有効活用したい!
そういう動機でソラチナカードの申し込みを考えている人は
とりあえず5マイルコースで申し込んでみるのもアリですね。
私も、まずは、5マイルコースで申し込んでみます。
<追記>
ソラチカカード【比較】マルチポイントコースVSマイル自動移行コース
↑
比較した結果・・・
10マイルコースでも、じつは年間5000円のマイル移行費ではなく
2年間で5000円=年間2500円の移行費で足りることが判明しました。
ということはですよ?
損益分岐点は
ソラチナカードの年間利用額が50万円ではなく25万円となることが判明しました。
こうなると・・・PASMO(パスモ)分も含めて考えると
意外と、10マイルコースの方が得の人も多いかもしれませんね。
私は、微妙なラインだと思うので、申込後に検討したいと思います。
てきとう
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