サラリーマンの出世は運か？【ゴマすり】とは違う正体を発見！

転職するのではなく、今の会社に残ろうと思う人

そんな人には知っておいてほしい事実

それは「出世と運」の関係です。

「ゴマすり」とは？

多くの人がイメージする「ゴマすり」というのは

いわゆる、ヒラメのことですね。

ヒラメって何？という人は

魚のヒラメを想像してください。

ヒラメの目は上を向いていますよね？

要するに、部下や同僚ではなく、上司の顔色だけを見ている人

上司にだけペコペコするYESマン

こういうのを「ヒラメ」と呼びます。

では、「ゴマすり」が得意な「ヒラメ」は出世するか？

会社によっては多少は出世するかもしれませんが

まっとうな会社では安易なゴマすりは通用しません。

係長や課長までのルール

係長や課長までは

昇任試験の成績だったり、仕事の質（プレーヤーとしての力）により出世します。

人格について、極端にクセがある人は別ですが

普通は、プレイヤーとしての実績・力があれば、課長までは出世する人も多いでしょう。

仕事の実績という部分において

自分を評価する直属の上司に対して、ゴマすりは多少は有効です。

課長後の出世ルール

課長になった後、部長や役員まで出世できる人

課長になれる人よりも少ないです。

ポストが上になるほど席が少ないので当然です。

では、課長よりさらに上位に出世できる人とは？

派閥や運

そう言われることもありますが

核心と少しずれています。

その答が書いてある本を発見しました！

著者は人事部について詳しいだけあり、さすがです。

私自身、転職を何度か経験していますし

親戚や友人で企業の役員まで出世している人を見ていますが

この本で書かれている本は核心をついています。

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いわゆるエリートコースや花形部門と呼ばれる職場は

そこで自分の能力を磨くことができるだけではなく

「（結果として）エラクなる人」と出会えるメリットが大きい。

どうですか？

さらに踏み込むと・・・

職場での評価が高まった社員を・・・脚光の浴びる職場に異動させることもある。

さらなる能力が発揮できる、あるいわ力量を試す場を与えるのである。

同時に花形職場は、エラクなる人と出会える機会も提供する。

結果として、職場で成果をあげたことに対する大きな「ご褒美」となる。

 

サラリーマンをしている人・サラリーマン経験者は心当たりがあるのではないでしょうか？

サラリーマンというのは

会社という組織に所属している人の集まりです。

人が集まる以上、好き嫌いが生じます。

でも、単純な好き嫌いで人を評価するわけではありません。

上位のポストになればなるほど

安易なゴマすり（心にもない、表面的なご機嫌取り）を見破ることが出来

そういった部下のことは評価しない（信用しない）です。

むしろ、礼節をわきまえつつ

しっかりと、意見を述べることができる人間

そういう人を、役員などは好みます。

やはり、最終的には

信頼できる人間か？という部分が重要です。

第三者から知らされる評判もあるかもしれませんが

自分が一緒に働いたことがある同期

ちょっと下の後輩、先輩

そういう人については

働きぶりだけでなく、人柄もしっかり見ることができます。

だから、出世する人は

自分が一緒の部署で仕事をしたことをある人と

再び、上位のポストで「出会う」ことになるのです。

それを「運」と言うのは簡単ですが

必然ともいえます。

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楠木新さんの本

他にも読みたくなったので、別の本も買ってみました。

読み終わったら、また、いろいろと参考にさせていただきたいと思います。